ボトックスの副作用
ボトックスの副作用やボトックス治療の際の制限事項について解説
ボトックスの副作用
ボトックス注射の副作用として食中毒の菌を心配する方もいらっしゃいます。
ボトックス注射では毒素を抜いてあり、美容治療で使用する量は食中毒を起こす時の量よりはるかに少ないので食中毒の副作用はありません。
ボトックス注射の副作用としては局所顔面神経麻痺があります。
ボトックス注射の副作用というより主作用というべきもので、顔の違和感として感じられます。
ボトックス注射の副作用として軽い風邪と同様の症状が出る場合もあります。
ボトックスの副作用の中で最もよくみられる副作用は、ボトックス注射部位における痛みと注射跡、皮下出血で、短期間筋肉の働きが弱くなることがあります。
ボトックス注射後1〜2週間ほどまぶたや眉毛が一時的にやや垂れ下がるなどです。
この眼瞼下垂もボトックス注射の副作用ですが顔面神経麻酔の局所症状です。
局所炎症はボトックス注射の副作用としては極めて稀とされています。
この場合は積極的にこの副作用を消すような治療法はなくて、時間とともに効果が消えていくのを待ちます。
永久的な副作用は今まで報告されていません。
妊娠中のボトックス注射は副作用の研究は十分に行われていないため、妊娠中、授乳中はおすすめできません。
また、ボトックスの多汗症への応用は、副作用を生じない範囲が医学的検証がまだなされていない分野です。
ボトックスのわきへの注入自体は厚生省から承認されていないのです。
ボトックスの副作用
ボトックスは非常に安全な医薬品です。
副作用が起こるこみとは稀です。
しかしボトックスの副作用が無いわけではない以上、ボトックスの副作用も十分に知っておいたほうがよいでしよう。
ボトックス治療を受けるにはまず健康であることが必要です。
ボトックすにはの禁忌事項がありますが、それにに該当しない場合でも、3カ月以内の頻度でボトックスの再注射をしないこととされています。
これはアメリカFDAの推奨です。
理由はボトックス注射後、ある一定の割合でボトックスに対する抗体が体内に出てくるためです。
抗体が増えてくると、ボトックスを追加に注射しても効きが悪かったり、予測できない副作用が起こる可能性があるとされています。
副作用に関しては、稀ですが、以下のものが報告されています。
・眼瞼下垂: おでこや眉間に治療した場合。
1パーセント程度の確率で発生。
・左右差、ものが二重に見える:極めて稀。
・頭痛、風邪のような症状で一般に大量に注射した場合にまれに起こる。・あざ:アスピリン、風邪薬、痛み止めなどを服用中に
ボトックスを使用した場合に発生
・のみこみ困難や発声障害:首周りに大量に使用した場合
ボトックスの副作用はこのような種類がありますが、実際に発生することは稀で、起こったとしても数週間でよくなるものがほとんどです。
もちろんボトックスの副作用は、術者の技量によって起こる頻度が異なりますので、病院・医師の選定に注意が必要です。
ボトックス治療にあたっては、あらかじめ禁忌事項が定められています。
ボトックス治療の禁忌事項に当てはまる場合は、安全性の面からボトックス治療を受けることは避けましょう。
ボトックスの禁忌事項
ボトックス絶対的禁忌事項
<以前にボトックスで治療して異常反応があった場合>
<妊婦、授乳中の女性>
妊娠中および授乳に関する薬の安全性が確認されていないため使用できません。妊娠している可能性がある場合にはその旨、申し出ましょう。
妊娠初期の数週間は市販の検査では妊娠しているかどうかわかりませんので注意が必要です。
子供を作る計画があり避妊をしていない女性はボトックス治療はしない方が安全です。
<あざが出やすくなる薬を服用して2週間以内>
・アスピリン(風邪薬や痛み止めに入っています)
・イブプロフェン
・ビタミンE
・銀杏葉エキス
・魚のオイル由来のサプリメント
等を服用していると、ボトックス注射をした部位にあざが出やすくなります。
特にアスピリン、イブプロフェン、ビタミンEの3つは副作用の危険が高く、更に2つ以上併用していると非常に危ないと言われています。
<脊髄、末梢神経の病気に罹患している場合>
とくにアミトロと呼ばれる筋萎縮性側索硬化症、運動性ニューロパチー、筋無力症、イートンランバート症候群といわれる神経と筋肉の境目の病気を持っている方。
これらの患者さんにボトックスを使用した場合、呼吸困難や重篤な筋無力状態に陥ることがあります。
<アミノグリコシド系やポリミキシン等の抗生物質を服用している場合>
神経と筋との間のシグナルに影響を与る可能性のある抗生物質とボトックスの併用治療は認められていません。
<小児>
ボトックスは基本的に18歳以上にしか使われていません。
<65歳以上の人>
ボトックスの臨床治験には65歳以上の患者さんが含まれていないため、それ以上の年齢層での使用は勧められていません。
どうしても使用する際には患者さんのインフオームドコンセントがあるべきです。
また、投与量には注意が必要でしょう。
<精神科で治療中の人>
精神科専門医の許可がないと治療できません。
また許可があっても、美容外科医のほうでお断りする場合もあります。
相対的禁忌事項
<注射しようとする皮膚に皮膚病や感染ないしは炎症がある場合>
<顔面に強度の左右差がある場合>
顔面神経麻痺など病気の治療が目的で来られる場合、完全には治らないかもしれないというインフオームドコンセントが必要す。
<神経筋疾患にかかっている人>
神経内科、脳外科の一主治医の許可がないと治療できません。
<心臓や血管の病気にかかつている人>
不整脈や心筋梗塞になる例がまれに報告されて美しますので、主治医の許可が必要です。
<膠原病、自己免疫疾患>
予測不可能な抗原抗体反応が起こる危険性があるため、主治医からの許可が必要です。
<治療結果に対し非現実的な期待をしている人や、結果に絶対の保証を求める人>
心理療法士、精神科医のセカンドオピニオンを取る場合があります。
ボトックスの類似品による副作用
ボトックスはアメリカ製をはじめとしていろいろな国の製品が日本市場に出回っています。
日本にはアメリカ製、イギリス製、アジア各国などのボツリヌス菌製品が出回っているようですので注意が必要です。
アメリカではボトックス治療を受け後、強すぎる効果のため呼吸ができなくなるなどの緊急事態が起こり、病院で治療を受けた事象が報告されています。
アメリカの調査では、ボトックスがアメリカ製の正規のボトックスではなく、外国製の粗悪品だった可能性があると報告されています。
この粗悪品は正規のボトックスの何万倍も強く作られていたようです。
ボトックス治療をで受ける場合には、医師に正規品である事を確認して見ましょう。
実際のボトックス治療では、治療個所ごとにボトックスを何単位使ったかを確認しましよう。
アメリカ製のボトックスの場合、1カ所あたり(あるいはしわ1本あたり)2〜5単位が目安となります。
将来ほかの医療機関で治療を受ける場合に参考になり、何らかの副作用が出た時に治療量が適切であったかどうかの判断がしやすくなるからです。
ボトックスの安全性
ボトックスに使用されているのはボツリヌス菌です。
ボツリヌス菌は猛毒で非常に危険です。
しかし、医療用につかわれているボトックスはもちろん安全なものです。
ここではあえて安全であると言われているボトックスの危険性をご紹介します。
ボツリヌス菌による食中毒を引き起こすには、ボトックス30000単位以上が必要とされています。
1回のボトックス治療に使用されているボトックスの量は、5-100単位以内です。
ですから、ボトックス治療によって中毒を起こす可能性は極めて少ないといえます。
ボトックス治療による、副作用も実際に発祥することは極めて稀で、他の薬を併用する場合など特殊なケースが報告されています。
ボトックスにはアレルギーもほどんとないと考えられていて、ボトックス治療にあたってのアレルギーテストも通常行われていません。
ボトックスのアレルギーとしては極めて稀に、アナフィラキシーのような症状が現れたという報告があるようです。
アナフィラキシーとはハチの毒や食物、薬物などが原因で起こる、急性アレルギー反応のひとつです。
じんましんや皮膚が赤くなったり、皮膚症状や、ときに呼吸困難、めまい、意識障害等の症状を伴うことがあります。
ボトックス治療をする際に、併用すると副作用を高める可能性のある薬があります。
服用中の薬がボトックスと相互作用を起こし、症状が悪化する可能性があるからです。
以下の薬を使用している場合は、必ずその旨を担当医師に伝えましょう。
1 筋弛緩作用を有する感染症の抗生物質等
・塩化ツボクラリン、ダントロレンナトリウムなど
・塩酸スペクチノマイシン
・テトラサイクリン抗生物質
・リンコマイシン系抗生物質
・アミノグリコシド系抗生物質(硫酸ゲンタマイシン、硫酸ネオマイシンなど)
・ポリペプチド系抗生物質(硫酸ポリミキシンBなど)
・抗痙縮剤(バクロフェン)
・抗コリン剤(臭化ブチルスコポラミン、塩酸トリヘキシフェニジルなど)
・ベンゾジアゼピン系薬剤及び類薬(ジアゼパム、エチゾラムなど)
・ベンザミド系薬剤(塩酸チアプリド、スルピリドなど等)
2 キニジンなどの心臓に使用される薬剤
3 ボトックスの作用とは逆の症状に使用される薬剤(重度の筋無力症やアルツハイマー治療薬など)
ボトックスの治療の制限事項
ボトックスの治療の制限事項
ボトックス注入を行う際に、注意を要する場合があります。
ボトックスは端的に言えば細菌の作用によって、適度な麻痺を起こす治療です。
ですからボトックス治療をする際には関連する疾患や逆の症状に注意する必要があります。
ボトックス治療の際に注意が必要な例としては
・慢性の呼吸器障害
・高齢者(65歳以上)
・神経筋の疾患
・心臓・血管系の疾患
などです。
高齢者は生理機能が衰えているため、ボトックスの注入は少量から開始し状態をみながら慎重に対処します。
ボトックスはアメリカFDAの商人を受けていますが、実は、美容目的でのボトックスの対象年齢を18歳〜65歳に限って承認されているのです。
また、ボトックスの副作用によって危険な状態に陥る可能性のある場合は、ボトックスは使用できません。
・ボトックスを注入する部分に感染症を持っている
・ボトックスの成分の中のどれかに過敏に反応する
・ケロイド体質
・他の注入剤が注入部位に残っている
・妊娠している
・妊娠する予定のある
・母乳で子供を育てている
・ALS(筋萎縮性側索硬化症、ルー・ゲーリック病)
・重症筋無力症 ランバート・イートン症候群など
・全身性の神経筋接合部の障害を持っている
・重度の呼吸機能障害を持っている
などです。
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